久々の紹介となりましたが、今回は科学アドベンチャーシリーズ第3弾として発売された「ロボティクスノーツ」の完全版、エリートについてです。
紹介 http://roboticsnotes.jp/elite/
2012年当時の話になりますが、初報から発売まで非常に楽しみにしていましたね。なんといっても、あのシュタインズゲートの流れを汲む科学シリーズの新作ということでしたから。ですが、実際にプレイしてみると・・5時間持たずギブアップ・・。
まさにどうしてこうなった・・状態ですね。
そして7年経った今年、switchで発売（配信）されたのでリベンジしてみましたが・・クリアはしたものの、やはりシュタインズゲートやカオスチャイルドと比較すると物足りない・・というか、インパクトが薄いと言わざるを得ません。
理由を挙げてみると、主人公とヒロインの設定かな・・主人公は格闘ゲーマーという設定ですが、格ゲーの勝負で俺に勝ったら言うことを聞く・・というバターンが多く、過去作の主人公の厨二病な性格よりイラっとくるかもしれません。悪い奴じゃないんですが・・行動が回りくどいんですよね。一方ヒロインはとにかく猪突猛進で、あまり考えないで突っ込むタイプなので、これまたイラっとくるんですよね（笑）。このように、導入部分でイライラして辞めた・・という人が多くて不評になってしまったというのも一因ではないかと。
あとは全体的にご都合主義的な展開かな・・それでも後半はなかなか燃える部分もありましたが、やはりインパクトの薄さは拭えなかったかなと思います。
総合的に見ると、3Dモデリング等の頑張りは良かったですが、頑張る部分を間違えてしまったという印象ですね。せめて導入部分を入りやすくしていれば・・色々残念なゲームです。しかし今プレイすると、2012年当時の2015、2019、2020年の予言みたいな話が出てきて、そこは結構面白かったですね（笑）。
興味を持った人は、導入部を乗り切れればクリアまで進めると思いますので是非どうぞ。
