ロボティクスノーツ DaSH

今回はロボティクスノーツの続編「ロボティクスノーツ DaSH」です。

紹介 http://roboticsnotes.jp

このゲームの続編を出すと発表があった時は正直、耳を疑いましたが・・クリア後の感想としては、FD(ファンディスク)と前作の補完的な内容でしたね。他の科学シリーズとの関連性を強く持たせており、製作者もロボティクスノーツというタイトルをただの駄作で終わらせたくなかった・・という想いがあったと思われますね。

さて、FDっぽいという部分としては、シュタインズゲートに登場した橋田至(ダル)という人物が種子島にやってくるのですが、序盤は彼を巻き込んだ騒動が中心になります・・。その内容がほぼギャグっぽくて、FDでいいようなものだった・・ということです。まあ、一部のシナリオはなかなか考えさせられるものがありました。一転、後半からは正統続編っぽい展開に変わります。ただ、相変わらず御都合主義な部分はありましたが。

個人的には、主人公が格闘ゲーマー辞めていたことがちょっと寂しかった(笑)。あの格闘ゲームありきの性格が不評だったのはわかりましたが、バッサリ辞められるとあまり特徴のない若い兄ちゃんに・・キャラ的には完全にダルに食われていました。あと、3Dモデリングは相変わらず頑張っていましたが、一枚絵が前作より劣化しているような気がします。もうちょっと統一感を持たせて欲しかったですね。

前作をクリアした人なら今作もオススメできる内容です。科学シリーズ共通の敵組織の話も少し出てくるので、今後の作品で決着をつけるものと思われますが・・僕が死ぬまでに完結してくださいね。