溶鉄のマルフーシャ

前回に引き続きインディータイトルの紹介を。今回のタイトルは「溶鉄のマルフーシャ」です。

ストアページ https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000056643.html

まず今作の特徴としては・・非常にゲームのテンポが速いということ。なんせ100ステージあるのに1、2時間程度で終わってしまうほどです。ゲームとしては割と単純なタワーディフェンス(防衛)ゲームなのですが、単調作業も苦にならないほどのテンポの良さがあり、快適に遊べます。こういう感じ、まさにインディーっぽくて良いですね・・。

もう一つ印象的だったのは、これだけ短時間で完結するにも関わらず、世界設定に割とこだわっていることです。戦時中の緊迫した状況とか、給料がしっかり税金分引かれる所など、妙に現実感があるんですよね。ただ戦争物らしく、重みのあるストーリーが続くのは・・まあ仕方ないのかなと。逆に現実感がないのはキャラが若い女性だけということ(個人的には許容範囲ですが)。

まとめると、1プレイが短いながらも、その中にしっかり「ゲームとしての要素」を詰め込んだ、ある種「弁当箱」のようなタイトルですね。値段も考えると十分「良作」だと思います。