過去のFFシリーズからの変化で一番大きかったのは「自由に動き回れるワールドマップの廃止」でしょう。これは以降のFF13や、PS2以降のRPGにも少なからず影響を与えています。・・ただ、FF10に限っては横の広がりが少ない為、「一本道」RPGと思われても仕方のない所があります。
正直、僕はこの一本道にも馴染めなかったですね・・。シナリオ、演出重視にしたいからこういう手法を取っていると考えられますが。まだシナリオが良かったから助かっているものの、ダメだったらヤバいことになる・・と思っていました。しかし、製作者はこのやり方がウケたと思ったのでしょう。後のFF13でも一本道の手法を使ったのです。結果は・・もう他レビューサイトで大方固まっていますね。
というわけで2回に分けて書きましたが、僕のFF10評価は他の人とはだいぶ違っているかもしれません。このゲームはシナリオと演出の力で引っ張っていったという感じでしょうか。・・もっとも、今は似たようなシナリオも増えてきているので(そりゃ18年前のゲームですからね)今プレイして感動できるか・・というと、人に寄るとしか言えませんが(笑)。興味のある人はどうぞ。