今日は20年以上前に発売された名作「YU-NO」のリメイク版についてです。
ちょうど20歳ぐらいでしょうか。テキストADVにハマっていた頃、有名な名作テキストADVということでこのタイトルの存在を知ったのですが、いかんせんPC-98とセガサターンでしか発売されてなく、プレイ機会が無かったんですね。それから10年ほど経過し・・ついに2014年暮れにリメイク版が製作決定となったのです。
このゲームが今も名作と言われているのは、シュタインズゲート等に代表される、「ループシナリオ」ゲームのパイオニア的な存在だからでしょう。ただテキストを読み進めていくだけではなく、画面内の物などを調べたりアイテムを入手したりと、昔のADV要素もあります。そして目玉となるのが「A.D.M.S(アダムス)」と呼ばれる「オート分岐マッピング・システム」ですね。とあるルート(BADENDの時もある)で入手したアイテムを持ち越して、違うルートで使用することができるというものです。・・おそらく、ここまで本格的な分岐マップを製作したゲームって今でもあまり無いのではないかと思います。「レイジングループ」でも似たような手法をやっていますが、あれよりも自由度は高い気がしますね。
次回はシナリオと欠点についてです。