今回紹介するタイトルは「東京ザナドゥ ex+（スイッチバージョン）」です。今タイトルはPS4版も存在しますが、何故switch版なのかというと、「ハイスピードモード」が新たに搭載されているからです。以前プレイした「イースメモワール フェルガナの誓い」でも非常に快適であり、役に立った機能だったので今作でも期待できるのでは・・と。
公式 https://www.falcom.co.jp/txana/
早速結論を述べますと、今作でも「ハイスピードモード」は期待を裏切らなかった。というか、このモードに慣れたら通常スピードが遅く感じてしまうほど差が大きいのです（一応ダッシュ機能はありますが・・なぜか回避ボタンとセットになっている謎仕様。ハイスピードモードならあまり出番が無いのが痛い）。バトル面でも、攻撃モーションがもっさり気味なのであまりハイスピードを解除しようと思えず、そのままゴリ押しで倒してしまう（敵のスピードも速いので、気づかないうちに被弾して倒れることも）ことも多数。その為、常時ハイスピード状態の進行となりました（笑）。
次に他のゲーム部分についてですが・・正直僕の読みを外した感が強いです。「現代風のイース」を期待していたら「現代風の軌跡にアクションをくっつけてみた感じ」のゲームでした（軌跡シリーズとは今のファルコムの看板シリーズの一つです）。なのでイースシリーズのような快適なアクションを求めている人にはあまり向かないかもしれません・・。ストーリーも一昔前の「厨二病」や「主人公の持ち上げ」等の要素が入っています。これらが苦手な人にはきついでしょう。それでも現代風のアクションRPGとしては無難に仕上がっていると思いますが・・あまり突き抜けたものも無いという。
それでもハイスピードモードに救われた感じでクリアまで到達・・総評としては「無難な佳作」でしたね。個人的にはもう少しイースに寄せてほしかった・・そういう新作も期待しています。