メトロイド ドレッド

今年ももう12月です。やはり2021年を振り返って、プレイし損ねた注目作を一本でも確実にクリアしたいところ。ということで10月発売のシリーズ最新作「メトロイド ドレッド」について書きます。

公式 https://www.nintendo.co.jp/switch/ayl8a/

最近割と多いのが、20年前後前(1990年代から2000年代)に前作が出ていたゲームの新作が今蘇るパターンです。2Dのメトロイドも、前作はゲームボーイアドバンスの「メトロイドフュージョン」。もう20年程前のゲームですね。メトロイドシリーズといえば、「悪魔城ドラキュラ(キャッスルヴァニア)」シリーズと並んで、探索型2Dアクションの元祖的なものでしたが、正統新作が20年近く出ていなかったので、初報の時はワクワクしたものです・・。ただこの20年の間に、探索型2Dアクションといえばインディーズのゲームが台頭してきて、クオリティーの高いものも多くなりました。そんな中発売されたメトロイドドレッド。クリアしてみての感想としては・・

やっぱり少し寝かせ過ぎたかな・・色々と物足りないですね。

久々の新作なので期待度が高いのは勘弁して欲しいですが、それにしても今作は色々とストレス要素があります・・。特に気になった二つの点は、「EMMI」という捕まったら即死の敵が各ステージの一部に潜んでいて、これが以外と回避が難しい。死んでも何回でも再挑戦して欲しいということでしょうが、「GAMEOVER」とデカデカと表示されるのを何回も見るのはイラっときます。もう一つは、エリア間移動時のロードが長いということです・・特に中盤から頻繁に移動するので、その度に一々ロードで待たされるのはなかなかの苦痛です。

総合的に見ると、やはり良くも悪くも「久々」な感じが強い印象です。・・個人的にEMMIとの追っかけっこはなんか違うな、と。メトロイドに求めているものはそういうのじゃなかった・・と言わざるを得ません。ただ、今までのシリーズと基本的な部分は同じなので、そこが楽しめるのなら良作となり得ます。ですが上記のストレス要素が気になる人には佳作になるでしょう。気になる人は是非遊んで見てください。