今年もあとわずかとなりましたか。ここ数週間沈黙していましたが・・ようやく我が家にswitch2が来たと言うことで、既存のタイトルで色々お試しを兼ねてプレイしておりました。今回は初のswitch2専用タイトル「マリオカートワールド」について書きます。
今作はマリオカート8から久々の完全新作となります。・・正直「マリオカート8DX」が、既存のシリーズの中ではほぼ完成形に近いと思っていました。なので新作が出るとすればかなり新しいものになるのでは?と予想していたものです。そして出てきたものは・・大陸内を自由に走り回れるレースゲームでした。・・と聞いて「フォルツァホライゾン」シリーズみたいなものを想像しました。このシリーズも僕は好きなのでかなり興奮したものです。まあ、肝心のswitch2本体が今まで手に入らなかったのですが(笑)。さて今回実際にプレイしてどうだったかと言うと・・。
あらゆる意味で変革途上と言うのが真っ先に出てくるゲームです。
正直、上記で予想していた部分とはズレていた所が多かった。従来のマリオカートの部分はあまり変わっておらず、新たにプラスされてたことは「コースとコースが繋がって、その間も走れます」程度のもの。問題なのはこの部分、やたらと直線が多く単調なのが痛い・・。それ以上に、今作は単純に敵のAIが良くかなり難易度が高いです。ずっと1位を維持することが相当難しい・・アイテムの集中砲火をゴール直前にくらったらもう悪夢でしかない(苦笑)。それを痛切に感じるのが6コースを一回で走り切る「サバイバルモード」でしょうね。どう立ち回れば1位で終われるか・・戦略を試されます。ちなみに今作、「リワインド」と言う、いわば「巻き戻し」機能があります・・が、なんと巻き戻るのは自分だけと言う、フォルツァホライゾンシリーズの後だとなんとも中途半端な(こっちは全体が巻き戻されます)・・残念仕様です。
そして大陸内を自由に走り回れる「フリーラン」ですが・・正直、やれることがさほど多くはなく、単調なのが勿体無い。僕もそんなに長くのめり込めなかった。
と言うことで、上記の通り発展途上のゲームと言うのがしっくりきてしまいました。もちろん土台はしっかりマリオカートなので良作ではありますが、やはり次回ではさらなる進化を遂げてほしい。これで終わらせてはならないでしょう。