今回はFFシリーズ12作目「ファイナルファンタジーⅫ」です。
紹介 http://www.jp.square-enix.com/ff12_tza/
・・FFシリーズで初めてクリアしないで売ったゲームです。後にFF12のインターナショナルを買い直してなんとかクリアするという・・買い直したきっかけとなったのは、4倍速モードの実装。これにつきます。
これ最初から付けなかったのは制作陣のミスかと。そう言いたくなるレベルです。
まず、このゲームはFF10とは違い、マップが広いです。というか、3Dのフィールドマップとしてはある種の完成形、正統進化だと思います。ただ、それに歩行速度が合ってないというか・・遅いです。4倍速にすると逆に快適すぎるのですが。
さらに、バトルシステムの「ガンビット」ですが・・無駄に凝ってますね。使用キャラにかなり細かく指示させることができるのですが・・普通の人はある程度決まったような指示しかさせないので、あまり必要なかったかもしれません。それに基本見てるだけになるので、通常の速度だと眠くなる人もいるかも・・。
シナリオは・・前半はかなり重厚な雰囲気が出ていてワクワクしたものですが、後半との落差が激しいですね。なんでも制作途中でライターが変更されたという話があります。それでゴタゴタしてしまったのかな・・。仲間の一人がやたら優遇されていたり、なんともアンバランスな感じになります。
・・とまあ、酷評しているように書いてはいますが、僕はFF12こそがFFの正統進化だと思っています。やっぱり広大なフィールドがあってこそFFだな・・と。しかし、次のFF13ではまた一本道に戻ってしまうんですよね・・。12路線は失敗だと思われてしまったのは残念ではあります。
switch版（xboxone）リマスターでは、ジョブのリセットと変更が可能になっていたり、快適性がより増しています。ゲーム的には十分に楽しめるはず・・と書くとFF10-2みたいですが（笑）。シナリオを気にしない人なら特にお勧めです。