なんとか1月中に終わりました・・今回は「ドラゴンクエストモンスターズ3」について書いていきます。
公式 https://www.dragonquest.jp/monsters3/
まずは今作の肝とも言える「配合(合体)システム」。この部分はかなり完成度が高いです。やはりシリーズ物としての蓄積やドラクエ本編の大量のモンスターにも助けられ、遊びごたえのあるシステムとなっていますね。
・・はい。褒められる部分はこれくらいです(苦笑)。今作はまさに配合システムで保っているようなゲームです。おそらくゲームを進めていくと大半の人が「細かい部分でのストレス」を感じてくることでしょう・・。箇条書きにしていくと
- 各ステージのボスを倒さないと、ステージ内のモンスターが仲間になりづらい(スカウトしづらい)と言う謎の仕様。要は「現地調達」が難しいのです。これはいまだに僕も良くわかりませんね・・何故この仕様に。
- 通常のバトルスピードが遅すぎますね。2倍速が丁度いいと言うのは・・どうなんでしょう。
- ステージ探索時に「季節」が変わるという仕様なのですが、プレイヤー側が自由に変える手段がストーリークリアまで非常に限られており、狙った季節にすることが非常に面倒です。
- 上記の配合システムですが、モンスターの特性や、各スキルの割り振り等なかなか奥が深い・・にもかかわらず、ゲーム内ではイマイチ説明しきれていません。特殊配合なんかノーヒントで作れる人がどれだけいるのか、と思ってしまいます。
ストーリーについては別枠で書かせていただきますが・・僕のRPG歴は「ドラゴンクエスト4」から始まりました。と言うことで、曲がりなりにもドラクエ4のスピンオフを作ってくれた制作スタッフには感謝しています。が・・ファミコン版にはまったプレイヤーほど今回のシナリオは失笑せざるを得ません。主人公「ピサロ」はもはやファミコン版とは別人です。明らかにリメイク版基準な上に、さらに後付け設定を増やしてます。個人的にはファミコン版の「悲劇の悪党」感が好きだったのですが・・。そこは時代なのかな。
と言うことで、シナリオ重視のゲームでもないのであまりそこは責められませんが、やはり上記のような細かい部分の荒がかなり目立つんですよね。テストプレイにあまり時間を掛けなかったのか・・。それでも進化したドラクエ4という部分は感じられたのも事実。個人的には「良作」と「佳作」を行き来してるようなゲームですね。以上感想でした。