すっかり日が経ってしまいましたが・・もう10月ですか。今回は「ゼノブレイド3」後半です。途中からスプラ3を挟んだのもあってクリアに1ヶ月前後かかってしまいましたが(笑)。とにかくボリュームのあるゲームでしたね・・。
その1 https://osaisen.me/xeno3-01/
まずは良かった部分・・これはグラフィック、BGMかな。この2つは文句のつけようがなかったです。やはり世界観に合ったグラフィックに性能はあまり関係無いのかなと・・。作り手のテクニック次第なのかなと思わされました。
上記の部分だけなら文句なしに名作だったのですが・・残念ながら個人的には2つの要素がかなりの足枷となってしまいました。
まず一つはストーリーに関連する部分。今作のストーリー自体は個人的には好きなんです。所々「ゼノギアス」を思い出させるようなイベントもありましたし。しかし、とにかくムービーが多い。しかもどれもそこそこ長いという一番だれやすいパターン。僕もこれには参った・・。プレイしていて怠くなったのが結構多かったので。キャラクター自体は魅力的なのが多いので下手にスキップもできず。前作までは気にならなかったのですが・・今作はおそらくシリーズ集大成的な位置付けだと思うのですが、少し気合を入れる部分を間違えたのかな、という気がします。
もう一つはバトルの方です。これは今までのシリーズでも常に気になっていることですが、基本的に回復アイテムというものが存在しません。なので回復はヒーラー(回復職、僧侶みたいなもの)のスキルに全てかかっているんです。逆に言うとヒーラーが倒れたらほぼ全滅するという、結構極端なバランスなんですね。そこは3作目なんだから流石に改良して欲しかったかなと・・(戦闘不能の仲間を「助け起こす」と言うアクションだけに、それくらい全員できるだろ!と思ったり)。バトルシステムに関しては確かに複雑でしたが、慣れれば十分戦っていけるバランスかと思います。
大きく気になったのは上記の2つですね。ストーリもバトルも今作はかなりこだわって作っているのは伝わるのですが・・どちらも主張し過ぎていて相殺してしまっているような感じがしますね。あと一歩足りなかった良作とさせて頂きます。次作もストーリーとバトルの「二刀流」で行くのか、どちらかに特化して行くのか・・面白いゲームを期待しております。