Xbox360衰退の火種となってしまった「テイルズオブヴェスペリア」。今日はこのゲームについて書きます。
リマスター公式 https://tov10th.tales-ch.jp/remaster/
このゲームの出来は・・シリーズでもトップクラスに良いです。
だからこそ、出来と関係ない部分で騒がれてしまったのが残念ですね・・。ちなみにリマスター版は当然ながら完全版準拠です。
やっとXboxでも完全版が出来るのですね・・すごく今更感があります（笑）
ここでテイルズシリーズについて触れておきますと・・PS2の全盛期あたりは結構早いペースで新作を出していました。半年に一本とか・・今のRPGでは考えられませんね（笑）。なぜそんなに早く出せるのかというと・・開発ラインが二つあったからです。（三つのときもあった）キャラデザイナーの名前をとって、藤島テイルズ （ストーリー>バトル）、いのまたテイルズ（ストーリー<バトル）という名で呼ばれていました。（ちなみに、藤島テイルズのシンフォニアは、ゲームキューブ→PS2へ移植されています）今回のヴェスペリアはおそらく最後となる藤島テイルズです。（PS3のエクシリアから、藤島氏といのまた氏を混合した為）
ストーリーはダークヒーローモノですね。主人公のユーリは弱者を救う為には暗殺も辞さない正義感の持ち主です。それを良しとしない親友兼ライバルのフレン。二人は互いの正義を主張し、時には敵同士、時には共闘していく・・これが見所の一つです。
グラフィックは10年前のゲームとは思えない・・今でも十分綺麗です。変にリアルにしなかったのは成功でしょうね。当時はマイクロソフトの技術協力もあったらしいので、読み込みも早かったです。（以降のシリーズには引き継がれなかったのが残念ですが）
バトルも別につまらないわけではありません。むしろこっちの方がシリーズとしては正統派の進化です（いのまたテイルズは更に凝っています）慣れればかなり爽快なバトルが出来るでしょう。
・・とまあ、あらゆる点で高水準のヴェスペリア。未プレイの人には間違いなくおススメできますので、手に取って見てほしい一本ですね（もう完全版は無いでしょうから）。
