ペルソナ5 スクランブル

今回は久々(一ヶ月半ぶり)に普通の投稿をしていきます。・・久々の紹介タイトルとしてはかなり渋めですが。「ペルソナ5 スクランブル ザ・ファントムストライカーズ」についてです。

公式 https://p5s.jp

さて、渋めという表現をしましたがどういうことかと言うと、今作のストーリーが「ペルソナ5(ロイヤルの内容は除外)」の後日談だと言うこと。つまり今作から始めてみようという人にはおすすめしづらいという、かなりターゲットの狭いタイトルなのです・・。

ならば、本編クリア済の人にはどうかというと・・個人的にストーリーに関して言えば、ペルソナ5の後日談として問題のない出来だと思います。何よりマップは狭めながらも、仙台や札幌、大阪なども探索できるのは良かったですね。欲を言えば再訪できてもよかった気もしますが(笑)。

ただ、今作で問題なのはやはりバトルでしょう・・。今作は無双風の(コーエーテクモの無双シリーズ)アクションに原作のシステムをMIXしたもの・・と書くと面白そうに思えなくもないですが、実際プレイすると・・かなり相性が悪いなと。そもそも原作のコマンドシステム自体が多種多様な攻撃方法でしたし、コマンドだからこそ成立していた部分もあったはず。それをアクションバトルに持ってくるのならもう少し調整してほしかった、と言わざるを得ません。

特に個人的に気になったのはSP(MP)の扱い。原作でもそうでしたが、敵の弱点属性で攻撃すると「ダウン」を取れ、こちらの一方的有利の展開にできるのです。しかし今作の一部の敵は「シールド」(バリア)を張っていることが多く、何回も弱点を攻撃しないとシールドを割れません。この時点で快適性とかけ離れていますが・・それ以上にSPの減りが早いこと。序盤は特に回復アイテムも少ないので、半ば強制的に拠点に戻らされる(戻れば全快します)ことに・・。その間のロードがそこそこ長いのもマイナス。総じて、アクションバトルなのにあまり爽快感が感じられない、微妙さを感じました。

結論としては・・ペルソナ5は初めて・・と言う人にはおすすめしづらいです。またクリア済みの人でも、上記のアクションバトルを許容できるかで変わってくると思います。許容できるなら十分に良作ではないでしょうか。

今作に関してはこんなところでしょうか。また日を開けずに投稿できるよう、頑張っていきます。