OPUS 魂の架け橋

今回は台湾のメーカーが製作したインディーズゲーム「OPUS」の2作目「魂の架け橋」についてです。switchではパッケージで「OPUSコレクション 地球計画+魂の架け橋」も発売中です。

公式 https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000006703.html

このシリーズは先月3作目の「星歌の響き」のswitch版が発売されており、中々面白そうな感じだったので2作目の今作からプレイしようと思いました(シリーズごとの繋がりはありません)。

まず感想としては・・良くも悪くも「単調」なゲームですが、不思議とストレスを感じることもなく、気がついたらクリアしていたような感じです。ストーリーの大きな目的は「ロケットの打ち上げを成功させる」だけです・・うーん、実にゲーム的な話ですね(笑)。なんせ人間が主人公とヒロインしかおらず、主人公は素材集めと道具作りしかできないので、ヒロイン一人でロケットを完成させていることになります。しかも結構失敗して作り直しているという・・ファンタジーですね。しかし僕が感心したのは、そういう独特の世界でも主人公とヒロインの描写が丁寧に表現されていたこと。二人ともけっこう個性的な性格ですが、中々完成しないことへの苛立ち、苦悩・・それでも協力しあってロケットを製作していくという流れは良かったと思います。最後まで苦もなく進めたのはそういう「人間臭さ」に共感したのもあるかもしれません。

ただ、基本的にはラストまで淡々と進んでいくので刺激や驚きを求める人には合わないかも。まあクリアまではそれほど時間もかからないので、息抜き程度にプレイしてみると意外とハマるかもしれませんね。総じて「佳作」だと思います。気になる人はどうぞ。