今日は名作RPG「MOTHER(マザー)」シリーズです。
「おとなもこどもも、おねーさんも」「エンディングまで、泣くんじゃない」・・なんとも印象的なキャッチコピーですが、これを手掛けたコピーライター、糸井重里氏がシナリオを書いているのがこのMOTHERシリーズです。テキストがすごく個性的、独創的で、僕も小学生の時にプレイしましたが、未だにいくつか思い出として覚えています・・。
「だれにはなしているのだ」とか(笑)
世界観も当時ではあまりなかった現代風アメリカンな感じで新鮮でしたね・・剣と魔法のファンタジーばかりだったので。何気にオープンワールドだった気もします(2Dですけど)個性的といえば、BGMもそうです。特に1と2はメロディを集めていくのが目的なので、徐々に集まっていく時のワクワク感が良いんです。ただ、初代MOTHERは難易度が高いんですよね・・まあそれが普通だった時代といえばそれまでですが・・MOTHER2は程よい難易度で、今でも楽しめるでしょう。
さて、MOTHER3ですが・・このゲームは難産でしたね。最初にニンテンドー64で開発していたのが、2000年に難航のため中止になってしまいました・・。あの時は僕もショックでしたよ。しかし3年後の2003年に開発が再開され、さらに3年後の2006年にGBAでめでたく発売されました。2から実に12年・・ついに完結となったのです。まさに
開発の長期化の先駆けとなりましたね。
最近は続編が出るまでに10年近くかかるタイトルが増えていますから。
ただ、MOTHER2の主人公「ネス」はスマブラの初代からの常連で、キャラだけ知っている人もいるのではないでしょうか。その後もMOTHER3の主人公「リュカ」の参戦や、ステージ追加、フライングマンのアシスト・・など、かなり大切にされていると思います。
このシリーズも一回フルリメイクしてほしいんですが・・権利の関係もあるから難しいかもしれませんね。あと、変にリアルにするとグランドセフトオートみたいになりそうだし・・。とりあえず、switchに3部作を移植して、一人でも多くの人に触れてほしい・・そう思わせられるゲームです。