今年は出だしからRPGが続いていたのでプレイ機会が限られていましたが、一通りコースをプレイしましたので改めて書いてみたいと思います。「マリオカート8DX(DLC)」です。
公式 https://www.nintendo.co.jp/switch/aabpa/index.html
さて、今作は昨年の11月に追加コース第6弾が配信され、これで事実上の「最終形態」となりましたね。WiiU版を知っている身としては、まさかここまで息の長いゲームになるとは思いもしませんでした・・。WiiU版が発売されたのが丁度10年前。そこから3年後にswitchで「マリオカート8DX」発売。そこからさらに追加の48コース・・。気がつけばswitchも次世代機が見えてきているこのタイミングでもいまだに売れ続けているという・・。もう、書いているだけでこのゲームのヤバさが伝わって来ます(笑)。
何故ここまで長く売れるのかというと・・個人的に挙げるとすれば「絶対的なオンリーワン」。これに尽きるのではないかと。「大乱闘スマッシュブラザーズ(スマブラ)」のような格闘ゲームと違い、レースゲームというのは非常に差別化が難しいもの。アニメ調でもリアル調でも結局1位を目指して走り抜けるという部分は同じです。そうなるとコース等で差別化するしかないのですが、リアル調だとどうしても「実在のコース」の再現が優先されてしまい、なかなか奇抜なコースは作れないというジレンマがあります・・。その点マリオカートはやはり長い歴史のなかで様々なコースを作ってきたし、何より遊びやすく、初心者でも安心して入っていけるというのは大きいですね。その辺りが「最初の一本」として買われているという簡単な理由だと思っています。最近は「フォルツァホライゾン」シリーズなど、新しいタイプの車ゲームも出て来ています(もう少し知名度があれば・・)ので、レースゲームというジャンルも盛り上がってほしい所ですが。
しかし、「次回作のハードルが非常に高くなった」という不安要素もあります。スマブラもそうですが、正直僕のような凡人には「これ以上の進化が存在するのか?」と思わざるを得ません。正直レベルに例えたら「上限」に近い所まで完成されています。おそらく次作は次世代機での発売になるでしょうが、いきなり今作を脅かすようなものでは無い気がしますね・・。おそらく今作同様、長い時間をかけてアップデートしていく方向になるはず。つまりそれまではまだまだ今作は売れ続ける、と。うーむ恐ろしい(笑)。
まだ追加コースを遊んでいない人にもぜひ「完成形」を楽しんで頂きたいですね。以上感想でした。