ライブアライブ(リメイク)

今回は「ライブアライブ」についてです。20年以上前にスーパーファミコンで発売されたゲームのリメイクですね。「ゼノブレイド3」と発売時期が近かったのもあり、2ヶ月程積んでいたタイトルです。

公式 https://www.jp.square-enix.com/lal/

流石に20年以上前となると・・懐かしいという感想しか出てこないのですが(笑)。今作はHD-2Dのリメイクということで、グラフィックに関しては十分満足できましたし、原作の雰囲気を損なうといったものは見られなかったと思います。ゲーム部分のリメイクとしては良くできていたのではないかと。

同時に、リメイク作品ならではの問題点もありまして・・パッケージ裏に「伝説のRPG」と書かれているので、どんなにすごいRPGなんだろう!と期待させてしまいがちです。・・が、このライブアライブというゲームは原作の発売当時でも別に大作では無かったので、「伝説」扱いされるのは違和感を感じるのです(笑)。ただ話題性という点ではそれなりにありました。なんせ当時の週間少年サンデーの漫画家7人が各シナリオのキャラクターデザインを担当しているという、中々の豪華仕様でしたからね。しかし残念ながら(仕方のないことですが)リメイク版では使用されていません。各シナリオのオープニングで名前だけは出てきますが・・これは原作者へのリスペクトのつもりなのか?これも個人的には違和感を感じますね。結局今作には関わっていないので・・そういうのはエンディングで良いかと。

総じて、ゲーム部分だけ見れば十分良リメイクなのですが・・宣伝の仕方というか、アピールする所がどこかズレているような、そんな印象です。おそらく過剰な期待を込めて購入すると肩透かしを食らうかもしれません・・。やはりベースは20年以上前のRPGですので。このゲームは「HD-2Dでリメイクされた懐かしのRPG」という視点で楽しむのがおすすめです。