前回に続きテキストアドベンチャーを紹介。今回は「ファミコン探偵倶楽部 うしろに立つ少女(リメイク)」です。今作は前回紹介した「消えた後継者」に続く第二作目のリメイクですね。時系列的には今作の方が前なので、今作単品でも楽しめるかと思います。
とりあえず一通りプレイしましたが・・学校がメインの舞台になるサスペンスホラーですね。最後のシーンは驚くかもしれません。この手のミステリー物にあまり触れたことが無いという人ならなかなか楽しめるのではないでしょうか。・・と言うのも前作同様、原作がもう35年前ですから、その間にこういうサスペンス物はかなり使い古されている感があること。故に新鮮味の面でどうしても欠けてしまいます・・。上記のようにご新規さん向けとしては悪くないのですが、そこで足を引っ張るのが「ファミコン探偵」と言うタイトル。若い人には古臭いとも思われかねないのが痛いところです。
総評としては・・佳作かな。ゲームの出来自体は特に不満は無かったのですが、やはり色々な推理アドベンチャー系ゲームを経験した後だと物足りないかもしれません。新作の「笑み男」はどうなるか・・期待はしております。