アーマードコア6

またまた日が空いてしまいましたが・・なんとかスターフィールド発売(アーリーアクセス除く)までに駆け込んだ感じですね。今回は「アーマードコア6」について感想を。

公式 https://www.armoredcore.net/index.html

僕個人的には、「アーマードコア」シリーズではPS2の「アーマードコア2」が印象に残ってますね。多種多様なパーツをうまく組み合わせてステージ攻略していくという楽しみがあり、割と熱中して遊んでいた記憶があります。と言ってももう20年も前・・やはり最新ハードでのリリース、そして久々のナンバリングタイトルなので変わっている部分も多いだろうなと思い、発売前は期待と不安が半々という感じでしたね。

さて、今作をプレイしてみて第一に感じたのは・・既知感でした。それも過去のアーマードコアではなく、去年プレイしたエルデンリングのプレイ感を思い出したのです。そう、あの圧倒的な(敵が楽しそうな)ボスの強さです。あろうことか今作、最初のセッティングもままならない状態から高難易度のボスを放り込んでいます・・。なんとか機体のセッティング(アセンブラ)できる所まで進めても、すぐ次のボスがまた高難易度。なのでおのずと最適なセットを求められてしまいます・・。これは勿体無いと思いますね。何故序盤からライトユーザーを突き放すのか・・上記の、パーツ組み合わせを楽しむ以前の問題です。何よりも同じフロムソフトウェアの開発した「ソウルシリーズ」に影響されたかのような高難易度の連続、・・アーマードコアにこれを求めていたかというと、NOと言わざるを得ません。

ですが序盤を越えたあたりからようやくアーマードコア「らしさ」が出てきたのも事実。皮肉にもセッティングが豊富になる程ボス戦が緩くなってしまうという(笑)。実際、絶望感を感じるようなボスは出てこなかった気がしますし。ちなみにストーリーは後半まで普通かな、と。個人的に味方部隊がころころ変わるのは感情移入しづらかったかも。

というわけで、アーマードコア新作としてはほどほどに楽しめたので個人的には良作としたかったんですが・・やはりこうも序盤からきつい戦いを強いられるのは、過去作ファンでもついていけないのでは?と思ってしまいますので「佳作」かな、と。上記のソウルシリーズ、エルデンリング等が好きな人の方が楽しめそうなのは・・過去作好きとしては寂しい感じです。